書き散らす
かきちらす
動詞-五段-サ行動詞-他動詞
標準
to dash off (a piece of writing)
文例 · 用例
水晶のいはほに蔦の錦かな 南条より横にはいれば村社の祭礼なりとて家ごとに行燈を掛け発句地口など様々に書き散らす。
— 正岡子規 『旅の旅の旅』 青空文庫
」 かしま、かしま、かしま、私はとても嬉しくなって、子供のように紙にかしまと書き散らすと、鳴子坂の通りへそれを張りに出て行った。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
」 かしま、かしま、かしま、私はとても嬉しくなって、子供のように書き散らすと、鳴子坂の通りへ張りに出た。
— 林芙美子 『放浪記(初出)』 青空文庫
財産があるわけではなし、雑誌や新聞に書き散らす雑文の原稿料だって高が知れたものだし、「黎明」だって購読料月三十円ではいくらの収入にもなるまい。
— ――寓話―― 『囚われ人』 青空文庫
書けない時に書くよりも――本當に書かずにゐられない事がないのに書き散らすよりも、書かない方がよいことである。
— 阿部次郎 『三太郎の日記 第一』 青空文庫
その上、調子に乗ると、彼は何でも彼でも書き散らすので、やつとさうさせないことにした。
— 外村繁 『打出の小槌』 青空文庫
ろくでもないことをベタベタ書き散らすので、主人が氣を病んで、昨日の夕方私に言ひつけて洗はせましたが、なか/\落ちません」 茂十の辯解を聞き流しながら、平次は町内の自身番に向ひました。
— 小便組貞女 『錢形平次捕物控』 青空文庫
(b)子供たちが御殿の通路や階段に書き散らすあのでっかい落書は、なんと有害なことであろう。
— ESSAIS DE MONTAIGNE 『モンテーニュ随想録』 青空文庫
作例 · 標準
締め切りが迫っていたので、急いで原稿を書き散らした。
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彼は日頃から思いついたことをノートに書き散らしている。
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酔っ払って詩を書き散らすなんて、彼らしいな。
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彼女は気分が乗ると、一晩で何枚もの絵のアイデアを書き散らす。
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