受容性
じゅようせい
名詞
標準
receptivity
文例 · 用例
そして彼は感性を受容性(〔Rezeptivita:t〕)として特性附ける。
— 三木清 『認識論』 青空文庫
カントは感性を単に受容性の能力と考え、自発性を欠いたものだと極力主張しているが、そういう所謂感覚が心理的事実に遠いことは、すでに述べた。
— 戸坂潤 『科学論』 青空文庫
感性はその一面から云えば受容性の能力である、感性的として性格づけることは、であるから、実は之を何かの意味に於て客観にぞくするものに帰着せしめることに外ならない。
— 戸坂潤 『現代哲学講話』 青空文庫
というのは、感性の認識論上の役割、それは人間の最も物質的な活動=実践の第一歩としての役割だが、この役割が全く忘れられて了って、感性は単に受動的な受容性の能力にしか過ぎなくなり、独自の自発性を有たぬものと考えられる。
— 戸坂潤 『現代唯物論講話』 青空文庫
曰く「豊富に流れ出でつつ、変化において静かに持久する感情」、之が日本の人間存在の受容性の特有な内容となる。
— 戸坂潤 『世界の一環としての日本』 青空文庫
作例 · 標準
新しい意見に対する彼の受容性は非常に高く、常に耳を傾けてくれる。
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