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波枕

なみまくら
名詞
1
標準
sleeping while on a sea voyage
文例 · 用例
海のあなたの  テオドル・オオバネル海のあなたの遙けき国へいつも夢路の波枕、波の枕のなくなくぞ、こがれ憧れわたるかな、海のあなたの遙けき国へ。
上田敏 海潮音 青空文庫
海のあなたの   テオドル・オオバネル海のあなたの遙けき国へいつも夢路の波枕、波の枕のなくなくぞ、こがれ憧れわたるかな、海のあなたの遙けき国へ。
上田敏訳詩集 海潮音 青空文庫
海のあなたの海のあなたの遙けき國へいつも夢路の波枕、波の枕のなくなくぞ、こがれ憧れわたるかな、海のあなたの遙けき國へ。
上田敏 海潮音 青空文庫
維盛卿は涙を拭ひ、『さればとよ、一門沒落の時は我も人竝に都を立ち出でて西國に下りしが、行くも歸るも水の上、風に漂ふ波枕に此三年の春秋は安き夢とてはなかりしぞや。
高山樗牛 瀧口入道 青空文庫
ヨイショ…… 月は涯てし――も――ヨッコラ波枕ヨオ――いつか又ア――女郎衆のオ――膝枕ア――」 と来るんだから遣り切れないだろう。
夢野久作 爆弾太平記 青空文庫
光りわたらぬ隈もなき其常勝の劔折れて獨り小じまの波枕夜毎の夢もあかつきの千鳥の聲にさめし時君や悟れる「命なり」と。
土井晩翠 天地有情 青空文庫
凪ぎにめぐまれ、波枕もうたたなうちに、船は翌朝、佐渡ヶ島の一湾に入っていた。
みなかみ帖 私本太平記 青空文庫
作例 · 標準
長い船旅の途中、心地よい揺れに身を任せて波枕を経験する。
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豪華客船の客室で、寄せては返す波の音を聞きながら波枕の夜を過ごした。
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船酔いを心配していたが、意外にも波枕の感覚が心地よくてぐっすり眠れた。
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