富有柿
ふゆうがき
名詞
標準
fuyu (variety of sweet Japanese persimmon)
文例 · 用例
柴岡は縣の奬勵品の富有柿を作つてゐるので、その收穫をあてにしてゐる。
— 島木健作 『續生活の探求』 青空文庫
柴岡の家は昔から果樹を多く植ゑ、縣の奬勵品である富有柿を率先して作り、今では杉野の家よりは暮しもいい。
— 島木健作 『續生活の探求』 青空文庫
つい四、五日前も門司の桟橋通りの果物店の前に佇んで富有柿や林檎やバナナに交って青みかんや台湾じゃぼんが並べられているのを見ると、私の生れたあの鹿児島の家の朱欒ももうゆたかに実り垂れているのであろうと思い出されるのであった。
— 杉田久女 『朱欒の花のさく頃』 青空文庫
これだけは約束だから成長にまかせ、もうそのあとは構わずに置くとよかったのだが、春になって気がかわって梅をたった一本、竹垣の近くに移植したのが病みつきで、秋はその隣へ小さな木犀と山茶花、安行からは富有柿の若木が来る。
— 野草雑記 『野草雑記・野鳥雑記』 青空文庫
作例 · 標準
秋になると、岐阜県の親戚から毎年立派な富有柿が箱いっぱいに送られてくる。
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スーパーで買ってきた富有柿は、種がなくシャキシャキとした食感でとても甘かった。
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庭の富有柿の木が今年は豊作で、近所の人たちにお裾分けしてもまだ余っている。
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