分有
ぶんゆう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
partial ownership
文例 · 用例
胃の中にガスがたまるからとか、また「生命の呼吸の大部分を分有するから」とか、あるいはまた「食わない方が胃のためによく、安眠が出来るから」とか書いているかと思うと、またアリストテレスの書物を引用して、「豆は生殖器に似ているから、あるいはまた地獄の門のように、ひとりでつがい目が離れて開くから」ともある。
— 寺田寅彦 『ピタゴラスと豆』 青空文庫
俚諺に所謂『雪隱で饅頭を食ふ』やうな卑劣なる行爲を敢てして、而して心竊かに之を智なりとして居るものも隨分有るのである。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
私も大分有名になりましたよ」 そうした説明に続いて、伊藤、山県、三井、三菱などいう名が出ていたのを、私は何故という事なしにシッカリと記憶していた。
— 夢野久作 『父杉山茂丸を語る』 青空文庫
「大分有るな、此れは又わしの來るまで動かしちやならないからな」巡査はいつた。
— 長塚節 『土』 青空文庫
F君がその時、それは他人の空似と云うことが随分有るものと見えると云って、こういう話をした。
— 森鴎外 『二人の友』 青空文庫
諺のいわゆる「雪隠で饅頭を食う(トイレに隠れて饅頭を食う)」ような卑劣な行為を敢えてして、そして心|密かに之を知恵あることとしている者も随分有るのである。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
此ノ納付ヲ避クル目的ヲ以テ血族其他ニ分有セシメ又ハ贈與スルヲ得ズ。
— 北一輝 『日本改造法案大綱』 青空文庫
限度以上ノ土地ヲ分有セシムル大本ハ別ニ存セリ。
— 北一輝 『日本改造法案大綱』 青空文庫
作例 · 標準
その画期的な技術の特許権は複数の企業によって分有されており、ライセンスの独占は認められていない。
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土地の分有登記を事前に行うことで、将来的な相続人間での権利トラブルを未然に防ぐことができる。
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豊かな自然の恵みは全人類が分有すべき財産であり、特定の国家によって独占されるべきではない。
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