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島守

しまもり
名詞
1
標準
文例 · 用例
それは、北海派遣××部隊から発せられたお便りであって、受け取った時には、私はその××部隊こそ、アッツ島守備の尊い部隊だという事などは知る由も無いし、また、たといアッツ島とは知っていても、その後の玉砕を予感できるわけは無いのであるから、私はその××部隊の名に接しても、格別おどろきはしなかった。
太宰治 散華 青空文庫
ここから乗り込んだ青島守備隊の軍楽隊が艫の甲板で奏楽をやる。
寺田寅彦 旅日記から(明治四十二年) 青空文庫
主人の殿は松平大島守と言ふ……」「西国方の諸侯だな。
泉鏡花 妖魔の辻占 青空文庫
――大島守が、此の段、殿中に於いて披露に及ぶと、老中はじめ額を合せて、 此は今めかしく申すに及ばぬ。
泉鏡花 妖魔の辻占 青空文庫
……予て大島守に取入ると聞いた。
泉鏡花 妖魔の辻占 青空文庫
」「塩辛い……」 と山伏は、又したゝか水を飲んで、「其処でぢや……松平大島守、邸は山ぢやが、別荘が本所大川べりにあるに依り、かた/″\大島守か都鳥を射て取る事に成つた。
泉鏡花 妖魔の辻占 青空文庫
――一年、比野大納言、まだお年若で、京都|御名代として、日光の社参に下られたを饗応して、帰洛を品川へ送るのに、資治卿の装束が、藤色なる水干の裾を曳き、群鵆を白く染出だせる浮紋で、風折烏帽子に紫の懸緒を着けたに負けない気で、此大島守は、紺染の鎧直垂の下に、白き菊綴なして、上には紫の陣羽織。
泉鏡花 妖魔の辻占 青空文庫
――資治卿が胴袖に三尺もしめぬものを、大島守|其の装で、馬に騎つて、資治卿の駕籠と、演戯がかりで向合つて、どんなものだ、とニタリとした事がある。
泉鏡花 妖魔の辻占 青空文庫