朝っぱら
あさっぱら
名詞頻度ランク #35502 · 青空 166 例
標準
early morning
文例 · 用例
「方角が悪いが、朝っぱらだから大丈夫ですよ」「朝っぱらからでも昼っぱらからでも、おまえさんじゃあ油断が出来ない。
— 鬼娘 『半七捕物帳』 青空文庫
へい、今朝旦那様をお役所へ送ってね、それからでさ、獣を引張って総曲輪まで帰って来ると、何に驚いたんだか、評判の榎があるって朝っぱらから化けもしめえに、畜生|棹立になって、ヒイン、え、ヒインてんで。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
朝っぱらから何だろうと思って、すぐに支度をして出て行きました」 半七老人は表情に富んでいる眼眦を少ししかめて、その当時のさまを眼に浮かべるように一と息ついた。
— 朝顔屋敷 『半七捕物帳』 青空文庫
「朝っぱらから釣に来て、昼のお菜の工面いうわけか」 仕返しの積りで言うと、「落ちぶれても、おりゃ魚は食わんよ。
— 織田作之助 『夜光虫』 青空文庫
「いや、いらん」 食堂だと思ったが、夜はカフェに変るのだろうか、いや、朝っぱらからもうカフェじみているわいと思いながら、小沢はぶっ切ら棒に断ったが、ふと思い出して、「――それより、にぎりを持って来てくれ」 十五円のライスカレー一皿では、腹が一杯にならなかったのだ。
— 織田作之助 『夜光虫』 青空文庫
朝っぱらから呑み続けている赤い顔で、でっぷり肥り、坐蒲団を折って尻の下にあてがい、胡坐をかいていた。
— 織田作之助 『雨』 青空文庫
お朔日の朝っぱらから気の利かないブン大将』 妻君のエミ子が、台所から米国製の花模様のあるゴムの前掛で、手をふきながら出て来ました。
— 渡辺温 『四月馬鹿』 青空文庫
三郎は朝っぱらから居酒屋へ出かけたのである。
— 太宰治 『ロマネスク』 青空文庫
作例 · 標準
朝っぱらの例文