怖じる
おじる
動詞-一段動詞-自動詞
標準
to be scared
文例 · 用例
おらちは物に怖じるような落ちつかない態度で、二人の前に出て来た。
— 岡本綺堂 『馬妖記』 青空文庫
四郎はうしろの戸があくと、怖じるように隅へ身を退いた。
— 吉川英治 『親鸞』 青空文庫
怖じる心、おそれる眼、わななく魂を惑わす術を、妖術とはいうのだ。
— 桃園の巻 『三国志』 青空文庫
方相の四目もそんな理由で、いわば二つでさえ怖ろしい金の眼を二倍持つから、鬼が極めて方相におじるのだ。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
次に『心経』に「※礙なきが故に恐怖あることなし」とありますが、恐怖とは、ものにおじることです。
— 高神覚昇 『般若心経講義』 青空文庫
火におじる者 クイーン・メリー号の事務長クーパーは、いまは死を待つばかりだと思った。
— 海野十三 『海底大陸』 青空文庫
それは一つの理由で、この大柄で目つきがきつく、冷やかで陽気な主婦は、伸子たちがおじるような胸算用のきびしさを直感させた。
— 宮本百合子 『道標』 青空文庫
」とリーズは物おじるような哀願の調子でこう言った。
— 上 『カラマゾフの兄弟』 青空文庫
作例 · 標準
例句