発着所
はっちゃくじょ
名詞
標準
landing place (e.g. for steamers)
文例 · 用例
途中、中学時代に私がお世話になつた豊田のお父さんのお墓におまゐりして、バスの発着所にいそいだ。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
この町あたりが、津軽の西海岸の中心で、江戸時代には、ずいぶん栄えた港らしく、津軽の米の大部分はここから積出され、また大阪廻りの和船の発着所でもあつたやうだし、水産物も豊富で、ここの浜にあがつたさかなは、御城下をはじめ、ひろく津軽平野の各地方に於ける家々の食膳を賑はしたものらしい。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
私はバスの発着所へ行き、バスの出発する時間を聞いた。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
私は発着所の近くの薄暗い宿屋へ這入つて、「大急ぎでひるめしを食べたいのですが。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
いよいよ帰ることにきめて、バスの発着所のベンチに腰をおろし、十分くらゐ休んでまた立ち上り、ぶらぶらその辺を歩いて、それぢやあ、もういちど、たけの留守宅の前まで行つて、ひと知れず今生のいとま乞ひでもして来ようと苦笑しながら、金物屋の前まで行き、ふと見ると、入口の南京錠がはづれてゐる。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
かへりに、娘さんは、バスの発着所まで送つて来て呉れた。
— 太宰治 『富嶽百景』 青空文庫
「|太陽の岸」と呼ばれる海岸線ゆき郊外電車発着所の近くに、入江を抱くように手を拡げてる広場の一方が、ゆるい石段になってひたひたと水に接していた。
— しっぷ・あほうい! 『踊る地平線』 青空文庫
模糊とした雑踏の中を、はる子は郊外電車の発着所に向いて歩いていた。
— 宮本百合子 『沈丁花』 青空文庫
作例 · 標準
フェリー乗り場の「発着所」には、多くの観光客が集まっていた。
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地図で、この町の中心部にある「発着所」を確認した。
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水上バスの「発着所」から、街の景色を楽しむことができた。
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