行解
ぎょうげ
名詞
標準
文例 · 用例
源信の方が寂心よりは少し年が劣って居たかも知らぬが、何にせよ幼きより叡山の慈慧に就いて励精刻苦して学び、顕密|双修、行解並列の恐ろしい傑物であった。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
身心一如、行解相応、身心自然脱落、本来面目現前、(道元)花は愛着に散り草は忌嫌に生ず、といふが雑草のよさが解らなければ自然の心は解らない、雑草はおのがじゝそのところを得てそのまことを表現してゐる。
— 種田山頭火 『一草庵日記』 青空文庫
解散後警官の挙動然れ共被害民一行解散後に於ける警官の動作は、注意せざるべからず。
— 木下尚江 『鉱毒飛沫』 青空文庫
紀伊続風土記は曰く、「古老伝に吉野悪僧等の企にて此の山の領地を劫奪し大師の霊跡を涜さんとす、時に覚海検校深重の悲誓を発て修羅即遮那の観門を凝し魔即法海の行解を務め其の類に同じて山家を鎮護し、大師佛法の運を龍花の春に達せんとして大勢勇猛の羽翼と化し、白日に飛去すという」と。
— 谷崎潤一郎 『覚海上人天狗になる事』 青空文庫