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暫くぶり

しばらくぶり
名詞形容動詞名詞-の形容詞
1
標準
a long time (since the last time)
文例 · 用例
そして親子四人は、暫くぶりで一枚の布団にもぐりこんだのであった。
佐左木俊郎 土竜 青空文庫
「おや、若旦那、今日はお珍らしいじゃありませんか」 広巳が母屋へ来たことは暫くぶりであった。
田中貢太郎 春心 青空文庫
ところで、今日は暫くぶりであったから、無駄話を一つ二つして、それから改めてやることにしましょう。
蘆の葉のおもちゃのはなし 幕末維新懐古談 青空文庫
三「ねえ、暫くぶりで熱海へでも行つて見ようか?
牧野信一 茜蜻蛉 青空文庫
出歩きを怕がって、万豊などに使を頼むのは無駄だから、これから二人がかりでそれぞれの註文主へ納め、暫くぶりで倉の外で晩飯を摂ろうではないかと御面師が促すのであった。
牧野信一 鬼涙村 青空文庫
阿父と英語の会話をとり交したのは全く暫くぶりだつたが、やはりこの方が具合が好かつた。
牧野信一 熱海線私語 青空文庫
暫くぶりの好天気で私達は、一寸アツ気にとられたやうだつた。
牧野信一 環魚洞風景 青空文庫
暫くぶりの晴れた日の為だつたか、私達は、つい見慣れぬ風景に心を惹かれたのだつたらう、別段相談もしなかつたのであるが、ひとりでに脚がそつちへ向いたのである。
牧野信一 環魚洞風景 青空文庫