仕立て上げる
したてあげる
動詞-一段動詞-他動詞
標準
to make out to be
文例 · 用例
そこで俺はと……俺はドモ又をドモ又の弟に仕立て上げる役目にまわるから……おまえの画はたいてい隣の部屋にあるんだろう。
— 有島武郎 『ドモ又の死』 青空文庫
そして、これには原種の蘭鋳より仕立て上げる以外に、その感じの胴を持った金魚はない。
— 岡本かの子 『金魚撩乱』 青空文庫
彼女は巴里へ来たての外国人の男たちを何人となく巴里に馴染むまでに仕立て上げる。
— 岡本かの子 『巴里祭』 青空文庫
おれの想像していたカテリイヌのようにあの娘を仕立て上げる。
— 岡本かの子 『巴里祭』 青空文庫
ブッシュネルは、コンピューターゲームを小さなシステムに仕立て上げるプランに熱を入れはじめた。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
私は、廊下で行き合ったりする時、ピカッと光るその時計が、彼を非常に偉いもののように仕立て上げるのを感じた。
— 久坂葉子 『灰色の記憶』 青空文庫
人手の多い家なら、替り合って精々かきまぜ、ねばねばしたものに仕立て上げるのである。
— 北大路魯山人 『昆布とろ』 青空文庫
ピストルは敵の手にあったけれど、一人と一人なら武器はなくとも、腕に覚えの柔術で、相手を叩き伏せ、黄金衣裳をはぎ取って、自分の運転手服と着換えさせ、猿轡をはめて、賊を明智小五郎に仕立て上げる位のことは、何の造作もなかった。
— 江戸川乱歩 『黄金仮面』 青空文庫
作例 · 標準
彼は事実を都合よく解釈し、自分に有利なように状況を仕立て上げた。
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