釈
しゃく
名詞
標準
文例 · 用例
ゆえに社会的自個の行動は、毫も戒飭するところなく検束する趣なく、極めて随意に、心の動くままに振舞いたり、親鸞のいわゆる自然法爾なるものと、すこぶる相似たるの跡ありといえども、しかも子規子の態度は、釈迦如来の知らざるところ、親鸞上人の知らざるところなり、嗚呼あに偉ならずや、予はなお終に臨で一言せん。
— 正岡先生論 『絶対的人格』 青空文庫
円満な家庭中の人が、却って不円満な家庭の人から講釈いわるるような、奇態の事実がありはせまいか。
— 伊藤左千夫 『家庭小言』 青空文庫
結局味いという詞の解釈上に起れる仮定の差別に過ぎないので、味いは無くても面白い歌という事は、味いということを、ある意味に極限した上から出た批評に過ぎないのであろう。
— 伊藤左千夫 『歌の潤い』 青空文庫
そういう訳ですから、古典を研究し古典の意味を解釈するという場合においても、昔の人がどれだけの音を聴き分け、言い分けておったかということを知るのが大切であります。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
その他『万葉集』の通行本の訓が正しくないため、あるいは解釈が間違っていたために仮名の用法が乱れているように見えたものも沢山あるのであります。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
これをどういう風に解釈すべきかについては、色々の考え方がありましょうけれども、ともかくも今の所では絶対に例外がないということは出来ない。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
そういうことがあるのでありますからして、中央の国々では区別し書きわけているのに、東国ではこれを混同しているものが多いというのは、やはり発音に区別があったからであると解釈して始めてよく解釈出来るのだと思います。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫
昔の註釈書には片仮名の「ン」の字が入れてあります。
— 橋本進吉 『古代国語の音韻に就いて』 青空文庫