機先を制する
きせんをせいする
表現動詞-サ変-特殊
標準
to beat someone to the punch
文例 · 用例
その方が、京子の機先を制することではないかと思った。
— 菊池寛 『第二の接吻』 青空文庫
無謀といえば無謀だったが、戦闘の妙諦はまず敵の機先を制することにあった。
— 海野十三 『流線間諜』 青空文庫
そこで純一は機先を制するように、本を手に取って、「L'oiseau bleuです」と云いながら、自分で中を開けて、初の方をばらばらと引っ繰り返して、十八ペエジの処を出した。
— 森鴎外 『青年』 青空文庫
そこで純一は機先を制するように、本を手に取って、「L'oiseau bleu です」と云いながら、自分で中を開けて、初の方をばらばらと引っ繰り返して、十八ペエジの処を出した。
— 森鴎外 『青年』 青空文庫
戦争と同じで、機先を制するってやつです。
— ――「正夫の世界」―― 『霧の中』 青空文庫
機先を制するのがこのさい一番の上策。
— 林不忘 『つづれ烏羽玉』 青空文庫
機先を制する旦那の上手。
— 清水紫琴 『今様夫婦気質』 青空文庫
凶作の場合以外に穀物を輸入したことのない国においては、商業は決して農業の機先を制することは出来ないであろう。
— AN ESSAY ON THE PRINCIPLE OF POPULATION 『人口論』 青空文庫
作例 · 標準
「相手が攻撃を仕掛けてくる前に、こちらから仕掛けて機先を制するのが定石だ。」
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会議で反対意見が出るのを予期していた彼は、冒頭で妥協案を提示して機先を制した。
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「よし、ライバル他社が動く前に新製品を発表して、市場の機先を制するぞ!」
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