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突合

とつごう
名詞動詞-サ変
1
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文例 · 用例
いつも何かと言うと私の知恵袋にしておったアンタを、直接に松倉|様に引合わせて、私とも膝をば突合わせたなら、三人寄れば何とやら、よい知恵が出まいとも限らぬ……と言う私の一生涯の知恵を絞ったドンドコドンのドン詰めの思い付きじゃが、ドウかいな。
――博多名物非人探偵 狂歌師赤猪口兵衛 青空文庫
板戸一つが直ぐ町の、店の八|疊、古疊の眞中に机を置いて對向ひに、洋燈に額を突合はせた、友達と二人で、其の國の地誌略と云ふ、學校の教科書を讀んで居た。
泉鏡太郎 霰ふる 青空文庫
」と角目立ってあられもない、手先の突合いが腕の掴合いとなって、頬の引掻競。
泉鏡花 黒百合 青空文庫
山の端の薄に顱巻を突合せて、あの親仁はまた反った。
泉鏡花 古狢 青空文庫
雀同志は、突合って、先を争って狂っても、その目白鳥にはおとなしく優しかった。
泉鏡花 二、三羽――十二、三羽 青空文庫
「姉さん、」 と、お蔦は俯向いた小芳を起して、膝突合わせて居直ったが、頬を薄蒼う染るまでその半襟を咽喉に当てて、頤深く熟と圧えた、浴衣に映る紫栄えて、血を吐く胸の美しさよ。
泉鏡花 婦系図 青空文庫
もし、へい、五体が満足な彫刻物であつたらば、真昼間、お前様と私とが、面突合はせた真中に置いては動出しもすめえけんども、月の黄色い小雨の夜中、――主が今話さしつた、案山子が歩行く中へ入れたら、ひとりで褄を取つて、しやなら、しやならと行るべい。
泉鏡太郎 神鑿 青空文庫
板戸一つが直ぐ町の、店の八畳、古畳の真中に机を置いて対向いに、洋燈に額を突合わせた、友達と二人で、その国の地誌略と云う、学校の教科書を読んでいた。
泉鏡花 霰ふる 青空文庫