遠目
とおめ
名詞頻度ランク #29437 · 青空 244 例
標準
distant view
文例 · 用例
「その女の人相というのはちっとも判らなかったかえ」 その女が白地の手拭をかぶって、白地の浴衣を着ていたのは、お伊勢もたしかに認めたが、そのほかのことは夜目遠目でやはりはっきりとは判らなかった。
— 鬼娘 『半七捕物帳』 青空文庫
藩侯の宝物蔵にあったという、由緒づきの大な遠目金を台つきで廻転させるのであるから、いたずらものを威嚇するのは十分だが、慌しく映るものは――天女が――縞蛇に――化鳥に―― またたちまち……「やあ、轆轤首の女だ、運五郎。
— ――(前題――楊弓) 『ピストルの使い方』 青空文庫
表二階にて下男を対手に、晩酌を傾けおりしが、得三何心無く外を眺め、門前に佇む泰助を、遠目に見附けて太く驚き、「あッ、飛んだ奴が舞込んだ。
— 泉鏡花 『活人形』 青空文庫
さゝ身の煮くたらしを、ほう/\と吹いてうまがつて、燒豆府ばかりを手元へ取込み、割前の時は、鍋の中の領分を、片隅へ、群雄割據の地圖の如く劃つて、眞中へ埋た臟もつを、箸の尖で穴をあけて、火はよく通つたでござらうかと、遠目金を覗くやうな形をしたのでは大概岡惚も引退る。
— 泉鏡太郎 『麻を刈る』 青空文庫
いや、然ういへば、遠目鏡を持つた氣で……あれ、ご覽じろ――と、河童の兒が囘向院の墓原で惡戲をしてゐます。
— 泉鏡太郎 『深川淺景』 青空文庫
露地が、遠目鏡を覗く状に扇形に展けて視められる。
— 泉鏡花 『小春の狐』 青空文庫
膝の上には遠目にも何か編みかけらしい糸の乱れが乗っていて、それへ斜にうっとりとした女の子が凭れかかっていた。
— 岡本かの子 『金魚撩乱』 青空文庫
)(ははあ、どんな、貴下、)(あの松原の砂路から、小松橋を渡ると、急にむこうが遠目金を嵌めたように円い海になって富士の山が見えますね、) これは御存じでございましょう。
— 泉鏡花 『春昼』 青空文庫
作例 · 標準
遠目には美しい景色も、近づくとゴミが散乱していた。
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遠目にはわからないが、この絵は細かい部分まで丁寧に描かれている。
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遠目に見ると、まるで本物の花のようだ。
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標準
being able to see a long distance
作例 · 標準
彼は遠目が利くので、誰よりも早く獲物を見つけた。
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この場所は遠目も利き、見晴らしが素晴らしい。
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遠目が利くということは、狩人にとって重要な能力だ。
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標準
farsightedness
作例 · 標準
彼女は遠目で、近くの文字を読むのが苦手だ。
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遠目だと遠くの景色はよく見えるが、新聞を読むには眼鏡が必要だ。
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年齢とともに遠目になるのは、多くの人が経験することだ。
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