くんろ
くんろ
助動詞
標準
to give
文例 · 用例
」「黙っててくんろよ。
— 泉鏡花 『怨霊借用』 青空文庫
」「ここへ打ちまけて見せてくんろ。
— 泉鏡花 『わか紫』 青空文庫
「また來てくんろよう!
— 萩原朔太郎 『定本青猫』 青空文庫
おいらにもあんないい翼をつけてくんろよ」 親あひるはそつぽを向いて聞えないふりをしてゐたが、眼には涙が一ぱいでした。
— 山村暮鳥 『ちるちる・みちる』 青空文庫
それより、水を一杯飲ませてくんろ」 父親の吾平爺はそう言って、呻りつづけるのだった。
— 佐左木俊郎 『或る嬰児殺しの動機』 青空文庫
おめえ行ってくんろ。
— 佐左木俊郎 『或る嬰児殺しの動機』 青空文庫
ああ知ってするごんだよ、だから放っといてくんろ、畜生!
— 宮本百合子 『田舎風なヒューモレスク』 青空文庫
その髯を俺にくんろ!
— しっぷ・あほうい! 『踊る地平線』 青空文庫
作例 · 標準
「おじい、そのリンゴひとつ分けてくんろ」と、旅の若者が茶店で声をかけた。
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「後生だから、このことだけは内密にしてくんろ」と、男は涙ながらに訴えた。
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田舎の祖母は、別れ際にいつも「体に気をつけて、また遊びに来てくんろ」と手を振ってくれる。
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