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少国民

しょうこくみん
名詞
1
標準
junior citizen
文例 · 用例
一方ではゲーテの「ライネケ・フックス」や、それから、そのころようやく紹介されはじめたグリムやアンデルセンのおとぎ話や、「アラビアン・ナイト」や「ロビンソン・クルーソー」などの物語を、あるいは当時の少年雑誌「少国民」や「日本の少年」の翻訳で読み、あるいは英語の教科書中に採録された原文で読んだりした。
寺田寅彦 科学と文学 青空文庫
甥の家では「文庫」と「少国民」をとっていたのでこれで当時の少青年雑誌は全部見られたようなものである。
寺田寅彦 読書の今昔 青空文庫
如何ばかり主観的なる作家といふとも、作家自身にして籍を一国に有する限りは其詩材もしくは主題の何たるに拘らず、其の作の気脉は多少国民性に触れざらんと欲するも得べからざるにはあらざるか。
綱島梁川 国民性と文学 青空文庫
最近の日本の無力な宗教家、道徳家、政治家、教育家及一般社会の人々は、総掛りで少国民の向上心を遮った。
夢野久作 東京人の堕落時代 青空文庫
少国民新聞(今は名前もなつかしい当時の「小学生新聞」)に、前後四百六十回にわたって連載されたもので、作者としても、これを完成するのに、精根をつくしました。
海野十三 『火星兵団』の作者の言葉 青空文庫
この童話を考える機縁は、私事に亘るが、幾つもあるなかで、例えば、―― 山本有三主宰「日本少国民文庫」のなかの、「発明物語」について、石本已四雄君が読後感を私に洩したことがある。
豊島与志雄 新時代の「童話」 青空文庫
一方「少国民」「少年世界」に飽いても、四角ばつた「少年文集」や「中学世界」などを毛嫌ひした私は、兄や父のとつて居た「文庫」、「太陽」などの盗み読みを楽しみました。
折口信夫 新しい国語教育の方角 青空文庫
かういふものが選手として選び出される現代の風潮から先づ少国民を救ひ出さなければならないと思ふのです。
岸田國士 文芸と国語 青空文庫
作例 · 標準
少国民よ、強くあれ」というスローガンが、戦時中の教室には掲げられていた。
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祖父は自分が少国民と呼ばれていた時代の話を、苦々しそうに語った。
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当時の雑誌には、少国民たちの愛国心を煽るような記事が溢れていた。
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