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明け六つ

あけむつ
名詞副詞
1
標準
the sixth hour of the morning
文例 · 用例
その若い衆が炊付けを釜へ詰めたのがあの晩の九ツ半、風呂敷をゴミ箱に捨てた時に、御本丸の明け六つの太鼓が聞こえたと申しますから話がピッタリと似合います。
――博多名物非人探偵 狂歌師赤猪口兵衛 青空文庫
残暑の強い折柄であるから、なるべく朝涼のうちに行って来ようというので、ふたりは明け六つ(午前六時)頃から江戸川端の家を出て、型のごとくに墓参をすませて、住職にも逢って挨拶をして、帰り途はあずま橋を渡って浅草の広小路に差しかかると、盂蘭盆であるせいか、そこらはいつもより人通りが多い。
岡本綺堂 離魂病 青空文庫
三 十月|朔日の明け六つに、和田弥太郎は身支度して白山前町の屋敷を出た。
岡本綺堂 青空文庫
金龍山の明け六つが鳴るのを待ち兼ねていたように、藤枝の屋敷から中間の角助が仲の町の駿河屋へ迎いに来た。
岡本綺堂 箕輪心中 青空文庫
四 三月四日の朝、玄白は寅の二つに近い頃、新大橋の藩邸を出て、浅草橋から蔵前を通って、広小路に出て、馬道から山谷町の出口の茶屋に着いたのは、春の引き明けの薄紫の空に、浅草寺の明け六つの鐘が、こうこうと鳴り渡っている頃であった。
菊池寛 蘭学事始 青空文庫
ここの渡しは明け六つに始まって、ゆう七つに終る。
岡本綺堂 青蛙堂鬼談 青空文庫
明け六つごろだった。
宙に浮く屍骸 釘抜藤吉捕物覚書 青空文庫
作例 · 標準
明け六つの例文