見落とし
みおとし
名詞
標準
文例 · 用例
「だってこの切断は全くわたしの見落としですもの。
— 国木田独歩 『二老人』 青空文庫
こういう変わり者はどうかすると万人の見るものを見落としがちである代わりに、いかなる案内記にもかいてないいいものを掘り出す機会がある。
— 寺田寅彦 『案内者』 青空文庫
それはかまわないつもりでいてもそこを見て後に、同行者の間でちょうど自分の見落としたいいものについての話題が持ち上がった時に、なんだか少し惜しい事をしたという気の起こるのは免れ難かった。
— 寺田寅彦 『案内者』 青空文庫
だが渡辺の目に、二つのプランはパーソナルコンピューターをパーソナルコンピューターたらしめている核心を、見落としているように見えた。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
」と私が漏らすと、「見えないのではなく、見落としているのだ。
— A CASE OF IDENTITY 『同一事件』 青空文庫
なるほど要点はことごとく見落としているが、方法は当たっている。
— A CASE OF IDENTITY 『同一事件』 青空文庫
使用人たちはこれまで見たことがないと言ったが、邸宅内には珍品が数多いため、見落としている可能性もある。
— THE CROOKED MAN 『曲れる者』 青空文庫
この点は単純ですが、警部は見落としを。
— THE REIGATE PUZZLE 『ライギット・パズル』 青空文庫