面外
めんがい
名詞
標準
文例 · 用例
一面戦争、一面外交さ。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
(ただし群衆撮影の場合あまりカメラマン任せにすると、カメラマンの多くは群衆を一人残らず画面内に収めようとしすぎるため、画面外には人間が一人もいないことがわかるような撮り方をする傾向があるから注意を要する。
— 伊丹万作 『演技指導論草案』 青空文庫
線の長短や緩急が互いに交錯して、物象の内面外面を現わす妙味は、到底言葉に云い尽せません。
— 上村松園 『日本画と線』 青空文庫
そして、ストラスナーヤ僧院の城砦風な正面外壁へ、シルク・ハットをかぶった怪物的キャピタリストに五色の手綱で操縦される法王と天使と僧侶との諷刺人形をつり上げ、ステッキをついた外国の散歩者の目をみはらせればよい。
— 宮本百合子 『子供・子供・子供のモスクワ』 青空文庫
」夫高柳、岡本、成瀬、国助等甚ダ我を憐む事面外ニあらわれ、我又気の毒ニ不絶。
— イロハ丸航海日記 『坂本龍馬手記』 青空文庫
彼らは内面外面のあらゆる道徳を振り捨てて人の恐れる「底」に沈淪する事を喜ぶ。
— 和辻哲郎 『転向』 青空文庫
若い女性アナウンサーの声が、画面外から聞こえていた。
— 片岡義男 『時差のないふたつの島』 青空文庫