様化
ようか
名詞
標準
文例 · 用例
帝展には少ないが二科会などには「胃病患者の夢」を模様化したようなヒアガル系統の絵がある。
— 寺田寅彦 『異質触媒作用』 青空文庫
いかにもLSD体験を思わせるいささかわけの分からない歌も登場し、メッセージが多様化してくるにつれて演奏のスタイルも変化し、幅が広がっていったのです。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
そして第三の社内の殿様化に関しては、競争の導入によってこれを粉砕していくという。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
だがコムデックスの会場に駆け付けた記者の目がどんなに節穴であろうと(我ながら芸のない開き直りだ)、今後もいやというほどお世話になる386を多様化しようとするAMDの試みは、とてつもない衝撃力をもっているとあらためてオレはここで叫んでおくぞ。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
福田氏の最近の作品ではその色彩の淡い物に、色のマンネリズムに陥つたものも少くない、また同時に氏の作品の特徴として、その作品が総じて図様化されたものが多く、この模様のやうな方法が度がすぎた場合は迫力にとぼしく、質感もまた形の制約性の中に閉ぢこめられて、生々しい所謂清新なる色彩はでゝゐない。
— 美術論・画論 『小熊秀雄全集−19−』 青空文庫
検事もウルリーケも、同様化石したようになってしまって、よしや彼ら二人に、なお生命があったにしろ、眼はもう見えず、耳がはや聴えなくなったことは、確かであろう。
— 小栗虫太郎 『潜航艇「鷹の城」』 青空文庫
その壁に、模様化した素晴しく大きな生殖機の図が落書がしてあるのを彼は知つてゐた。
— 牧野信一 『池のまはり』 青空文庫
ただ装飾といっても人々のすぐ思うような模様化されたものではない。
— それを持つ特殊の個性によって生かさるべし 『想像と装飾の美』 青空文庫