霊作
れいさく
名詞
標準
文例 · 用例
ある霊妙な宇宙の聖霊と人間の叡智との交霊作用のやうにも考へて居た。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
私の心霊作用が犯人さんにのりうつッてね。
— 坂口安吾 『心霊殺人事件』 青空文庫
例えば汞といい鉛という字は、字面では汞は水銀であり、鉛は金属の鉛であるが、丹道では同時に汞には神霊作用の根本即ち脳という意味があり、鉛には生殖作用の兆基という意味がある。
— ――『仙書参同契』の解説―― 『古代東洋への郷愁』 青空文庫
水銀と鉛とが一体のアマルガムを成し、それがまた展開して、水銀となり鉛となる如く、神霊作用と生殖作用とが渾然として熔合したものが人間であり、それがまた開展分化するところに生命がある。
— ――『仙書参同契』の解説―― 『古代東洋への郷愁』 青空文庫
「人の霊作用が、常に外界内界に応酬して、その円妙精美のものを発揮し去り流動し去り消耗し去らずには居らぬところを、流珠常に人を去らんと欲すと云つたのである」。
— 中谷宇吉郎 『露伴先生と神仙道』 青空文庫