雷
らい
名詞頻度ランク #8329 · 青空 2391 例
標準
thunder
文例 · 用例
駅長宮沢賢治ことことと行く汽車のはて温石いしの萱山の上にひとつの松ありてあるいは雷にうたれしや三角標にまがへりと大上段に真鍮の棒をかざしてさまよへりごみのごとくにあきつとぶ高圧線のま下にて秋をさびしき白服の酒くせあしき土木技手いましも汽車を避け了へてこなたへ来るといまははた急ぎガラスを入りにけり
— 宮沢賢治 『駅長』 青空文庫
この侘しく灰色なる空の下に私たちの心はまづしく語り 孤獨になやみて重たくよりそふ少女よあの遠い空の雷鳴をあなたは聽くかかしこの空にひるがへる浪浪の高いひびきをあなたは聽くか。
— 萩原朔太郎 『眺望する』 青空文庫
雷電に打たれたときの気持って、あんなものかも知れませぬ。
— 太宰治 『葉桜と魔笛』 青空文庫
二人は時々、雷光をみるやうに、怖いとも怖くないとも分らない視線を送つてはまた、唾を吐く時のやうにペツと視線から飛びのいた。
— 中原中也 『分らないもの』 青空文庫
近きベンチへ腰をかけて観音様を祈り奉る俄信心を起すも霊験のある筈なしと顔をしかめながら雷門を出づれば仁王の顔いつもよりは苦し。
— 寺田寅彦 『半日ある記』 青空文庫
さりとて傘持たぬ一同、たとえ張子ならずとも風邪など引いては面白からねば大急ぎにて雷門前まで駈け付く。
— 寺田寅彦 『半日ある記』 青空文庫
この男バナナと隠元豆を入れたる提籠を携えたるが領しるしの水雷亭とは珍しきと見ておればやがてベンチの隅に倒れてねてしまいける。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
「神鳴り」というのは、一人が雷神になって例えば障子の外の縁側へ出て戸をたたいて雷鳴の真似をする。
— 寺田寅彦 『追憶の冬夜』 青空文庫
作例 · 標準
遠くで雷の音が聞こえ、雨が降り始めた。
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夏には夕立とともに激しい雷が鳴ることがよくある。
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稲妻が走り、激しい雷が落ちた。
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ウィキペディア
雷(かみなり、いかずち)とは、雲と雲との間、あるいは雲と地上との間に起こる放電現象。光や音が発生する。
出典: 雷 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0