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若隠居

わかいんきょ
名詞動詞-サ変
1
標準
early retirement
文例 · 用例
其蝶も結局それを仕合わせにして、若隠居というほどの気楽な身分でもないが、ともかくも柳原に近いところに小さい家を借りて、店の方から月々いくらかの小遣いを貰って暮らしている。
冬の金魚 半七捕物帳 青空文庫
さうして国中若隠居ばかりになつて了うたと為れば、お前どうするか、あ。
尾崎紅葉 金色夜叉 青空文庫
ノホホンだの後生楽だの仙人だの若隠居だのという冷罵を我々は何百遍何千遍も浴びせられた。
内田魯庵 駆逐されんとする文人 青空文庫
娘が、大きくなるまでは、世間とも余り交際しない積りで、向島へ若隠居をしてしまったのです。
菊池寛 ある恋の話 青空文庫
横文字の読める若隠居なぞは、猶更おれは真平御免だ。
芥川龍之介 雑筆 青空文庫
況や後代の才人などは空也の痩せか、乾鮭か、或は腎気を失つた若隠居かと疑はれる位である。
芥川龍之介 芭蕉雑記 青空文庫
世人の公家の容姿に対する伝襲的な考へにぴつたりはまつて居ると言ふ点から、喜んで此大事の役を、虚脱した若隠居化して了ふに極つて居る此人に許された訣では、まさかないでせう。
折口信夫 芝居に出た名残星月夜 青空文庫
「三浦は贅沢な暮しをしているといっても、同年輩の青年のように、新橋とか柳橋とか云う遊里に足を踏み入れる気色もなく、ただ、毎日この新築の書斎に閉じこもって、銀行家と云うよりは若隠居にでもふさわしそうな読書|三昧に耽っていたのです。
芥川龍之介 開化の良人 青空文庫
作例 · 標準
彼はまだ40代だが、会社を早期退職して若隠居を決め込んだ。
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田舎で悠々自適の若隠居生活を送るのが、私の長年の夢だ。
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株で儲けた資金を元手に、彼は若隠居して趣味の絵を描いて暮らしている。
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