明光
めいこう
名詞
標準
文例 · 用例
マジェステック・ホテルの一室には、南北戦に於て南軍が明光を占領、定遠の包囲攻撃の報を得て徐州に迫る南軍の総師として戦線に出る蒋介石が、寝間着姿の婚約者と別離の笑談を交していたのが暗に紛れて潜かに租界の安全地帯に逃れた。
— 吉行エイスケ 『地図に出てくる男女』 青空文庫
マジェステック・ホテルの一室には、南北戦に於て南軍が明光を占領、定遠の包囲攻撃の報を得て徐州に迫る南軍の総帥として戦線に出る蒋介石が、寝間着姿の婚約者と別離の笑談を交していたのが暗に紛れて潜かに租界の安全地帯に逃れた。
— 吉行エイスケ 『地図に出てくる男女』 青空文庫
白日の明光の中にはつきり見て迷夢を醒ませよ) 彼は自分の心に厳しく命じた。
— 岡本かの子 『老主の一時期』 青空文庫
歐米の人はすべて古代を侮り、未來を夢想的に賞美して居つて、時間さへ經過すれば世は必らず文明光耀の黄金期に入るもののやうに感じて居る傾が多いが、大空間の地球も掌上の獨樂も同じ事であつて、其の能く自ら保ち支へて廻轉して立つて居る間は幾干も無いのである。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
欧米の人はすべて古代を侮り、未来を夢想的に賞美していて、時間さえ経過すれば世は必ず文明光耀の黄金期に入るもののように感じている傾向が多いが、大空間の地球も掌の上で回る独楽と同じ事であって、その能く自ら保ち支えて回転して立っている間はいくらもないのである。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
聖教を受けず、大道に由らず、自分の思いを師として苦思するのは、例えば太陽が空に在るのに、その明光温熱の益を受けないで、窓を閉じて独り座し、灯りを点して作業するようなものである。
— 幸田露伴 『悦楽(現代訳)』 青空文庫
全く新生の黎明光が私の心霊を底の底までも洗ひ浄めてくれた。
— 北原白秋 『「白秋詩集」序』 青空文庫
朝六時石原御門前より川崎屋船に乗組、南新堀|万屋正兵衛方へ一先落著、黄昏和歌山蒸汽明光丸へ乗組。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
ウィキペディア
明光(みょうこう、めいこう、生没年未詳)は、浄土真宗の僧。親鸞の高弟で六老僧の一人。父は藤原頼康、母は源義朝の娘。
出典: 明光 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0