女衆
おんなしゅう異読 おんなしゅ・おんなし
名詞
標準
women
文例 · 用例
女衆が大勢居ても、一人抜けてもお座敷が寂しくなるもの。
— 泉鏡花 『歌行燈』 青空文庫
参詣の女衆が、忘れたればとって、預けたればとって、あんだ、あれは。
— 泉鏡花 『燈明之巻』 青空文庫
もくりと、掻落すように大木魚を膝に取って、「ぼっかり押孕んだ、しかも大い、木魚講を見せつけられて、どんなにか、はい、女衆は恥かしかんべい。
— 泉鏡花 『燈明之巻』 青空文庫
おお、それからいまのさき、私が田圃から帰りがけに、うつくしい女衆が、二人づれ、丁稚が一人、若い衆が三人で、駕籠を舁いてぞろぞろとやって来おった。
— 泉鏡花 『清心庵』 青空文庫
男衆も女衆も、その火を消す間に、帳場から、何から、家中切もりをしてござった彼家のお祖母様が死なしゃった。
— 泉鏡花 『甲乙』 青空文庫
姫さまえ、あのよなお方、世界中の女衆が……ほんに奇麗な、蝋細工見たやうな。
— ROMEO AND JULIET 『ロミオとヂュリエット』 青空文庫
家の裏口に出てカルサン穿きで挨拶する養子、帽子を振る三吉、番頭、小僧の店のものから女衆まで、殆んど一目におげんの立つ窓から見えた。
— 島崎藤村 『ある女の生涯』 青空文庫
源は煤けた障子を開けて、ぬっと蒼ざめた顔だけ顕しながら、「私は女衆ばかりかと思って」「女衆ばかりかと思ったら――御生憎さま」 と、炉辺で男の笑声が起る。
— 島崎藤村 『藁草履』 青空文庫
標準
maidservant