六部
りくぶ
名詞
標準
Six Ministries (in Sui dynasty to Qing dynasty China)
文例 · 用例
足音す、生血の滴りしとしととまへを人かげ、おちうどか、ほたや、六部か、背に高き龕をになひ、青き火の消えゆくごとく呻きつつ闇にまぎれぬ。
— 北原白秋 『邪宗門』 青空文庫
ああ、君よ、ゆめみる人の夕ながめ――汀白みて、木原みち、薄ら花踏む里乙女、六部、商人文づかひ――それも恋路の浮あゆみ、誰へか――目守れば雲照らふ落日の紅に水の絵の彩も乱れて眼も病まむ、ややに古代のうれひして影ちり昏みはや暮れぬ。
— 北原白秋 『第二邪宗門』 青空文庫
郵便局へ行き、「島の夜話」六部を受取る。
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
われ其男に近づきて慇懃に笠を傾け、これは是れ山路に踏み迷ひたる六部也。
— 夢野久作 『白くれない』 青空文庫
やがて莞爾として打ち笑ひ、六部殿、庫裡の方よりお上りなされよ。
— 夢野久作 『白くれない』 青空文庫
われは御覧の通り、面相の醜きより菩提心を起して仏道に入りし者なりとて、空言真事取り交ぜて、尋常の六部らしく諸国の有様を物語るに、聞き終りし和尚は関羽鬚を長々と撫で卸しつ。
— 夢野久作 『白くれない』 青空文庫
御辺は廻国の六十六部とは跡型も無き偽り。
— 夢野久作 『白くれない』 青空文庫
今は何ともならばなれと思ひ定めて和尚の枕元なる種子島の弾丸、轟薬を二つながら抜取り、代りに唾液にて噛みたる紙玉を詰め置き、扨、和尚を揺起して、かく/\の人、六部の姿して此寺に来ませしと、世間の噂、取り交ぜて告げ知らせしに和尚、打喜ぶ事|一方ならず。
— 夢野久作 『白くれない』 青空文庫
作例 · 標準
隋から清にかけての中国では、中央政府に六部が置かれていた。
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六部はそれぞれ異なる行政機能を担っていた。
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歴史の授業で、六部の役割について詳しく学んだ。
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ウィキペディア曖昧さ回避
六部(りくぶ、ろくぶ) りくぶ - 中国で隋から清まで中央政府の行政を分担した六つの官庁の総称。⇒三省六部 ろくぶ - 六十六部(巡礼僧)の略。六部殺し(民話・怪談)。
出典: 六部 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0