連子
れんじ
名詞
標準
latticework
文例 · 用例
錆びた紋どころに緑青の噴いている銅板の表羽目、長煙管を持った花魁の二の腕までは差出されるが顔は出ない狭間に作られてある連子格子。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
連子、日がさしゃ、仲どん、内しょで起きる。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
後妻には連子があり、おまけに康太郎の子供も産んで、男の子だ。
— 織田作之助 『放浪』 青空文庫
文吉はぺちゃくちゃと音をさせて食べながら、おそで(継母)の連子の浜子さんは高等科を卒業して、今は大阪の大学病院で看護婦をしているそうでえらい出世であるが、順平さんのお嫁さんは浜子さんより別嬪さんである。
— 織田作之助 『放浪』 青空文庫
連子のロイドは、義父と生活を共にしている間に、何時か自分も小説を書くことを覚え出した。
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
文吉はぺちゃくちゃと音をさせて食べながら、おそで(継母)の連子の浜子さんは高等科を卒業して今は大阪の大学病院で看護婦をしているそうでえらい出世であるが、順平さんのお嫁さんは浜子さんより別嬪さんである、俺は夜着の中へ糞して情けない兄であるが、かんにんしてくれと言った。
— 織田作之助 『放浪』 青空文庫
作者自身の記すところによれば、彼が或る日彼の妻の連子である少年ロイド・オズバンのために空想で描いて与えた一枚の島の地図がその起源であったという。
— 序 『宝島』 青空文庫
二日も三日も汽船が出ないとなると爲方がなしに人足を雇つてはその峠へかゝつてゆく女連子供連の客が見かけられます。
— 伊豆西海岸の湯 『樹木とその葉』 青空文庫
作例 · 標準
古い日本家屋には、美しい連子の組まれた窓が残っていることがある。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
職人が手作業で仕上げた連子は、等間隔で非常に精巧だった。
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夕日が連子の隙間から差し込み、部屋の中に縞模様の影を落としていた。
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