幻辞.com

嘯く

うそぶく
動詞-五段-カ行動詞-自動詞
1
標準
to boast
文例 · 用例
それに猶、諸君も嫌ひではない冗舌は、此処に十分に按配されてをり、直き直きに抽象語を以てしなければ、かの「意味がない」と云つて嘯く、平盤な心情の人達のためには、十分哲学的学術的な言葉も此処には見出されるのである。
中原中也 宮沢賢治全集 青空文庫
はじめには負傷者の床の上で一枚の獣皮を頭から被って俯伏しになっているが、やがてぶるぶると大きくふるえ出す、やがてむっくり起上がって、まるで猛獣の吼えるような声を出したりまた不思議な嘯くような呼気音を立てたりする。
寺田寅彦 映画雑感6 青空文庫
突然に空を仰いで……嘯くように……。
夢野久作 怪夢 青空文庫
さうすると岸打つ波の音も、濱に寄つた貝の色も、默して居る磯の巖の顏も、死せるが如き藻鹽木の香も、皆盡く歡喜の美酒に醉ひ、吉慶の頌歌を唱へて、愉々快々の空氣に嘯くやうな相を現はすのである。
幸田露伴 努力論 青空文庫
虎の嘯くとよりは、龍の吟ずるが如き、凄烈悲壯な聲であります。
泉鏡花 雪靈續記 青空文庫
彼女は実に一箇|巾幗の身を以て、深窓宮裡花陰の夢に耽るべき人|乍ら、雄健の筆に堂々の議論を上下し、仏蘭西全国の民を叱咤する事、猶猛虎の野に嘯くが如くなりき。
石川啄木 閑天地 青空文庫
虎の嘯くとよりは、竜の吟ずるがごとき、凄烈悲壮な声であります。
泉鏡花 雪霊続記 青空文庫
嗚呼天地味ひなきこと久し、花にあこがるゝもの誰ぞ、月に嘯くもの誰ぞ、人世の冉々として減毀するを嗟し、惆として命運の私しがたきを慨す。
北村透谷 哀詞序 青空文庫
作例 · 標準
例句
2
標準
to feign ignorance
作例 · 標準
例句
3
標準
to recite (a song or poem to oneself)
作例 · 標準
例句
4
標準
to bark
作例 · 標準
例句
嘯く(うそぶく) — 幻辞.com