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前著

ぜんちょ
名詞
1
標準
ibid.
文例 · 用例
一、この詩集の装幀に就いては、以前著者から田中恭吉氏にお願ひして氏の意匠を煩はしたのである。
萩原朔太郎 月に吠える 青空文庫
ハイデッガーは数年間の塹壕生活の前後十年間沈黙し、前著『ドン・スコトス論』とほとんど関係のない『存在と時間』で突如として、不安の哲学を投出したのである。
中井正一 現代美学の危機と映画理論 青空文庫
十八世紀日本美術に関する第二の著述は画家の生涯及びその制作に対する考証の精密なること前著『歌麿』に優る所あり。
永井荷風 江戸芸術論 青空文庫
われは直に仏蘭西滞在中及び帰航の船中にものせし草稿を訂正し『ふらんす物語』と名づけ前著出版の関係よりして請はるるままに再び博文館より出版せしめしが忽ち発売禁止の厄に会ひてこれより出版書肆との談判|甚面倒になりけり。
永井荷風 書かでもの記 青空文庫
余は生前著作の全集など出すべき心なかりしが、大正七年の春、米刃堂余が著書の印刷紙型及出版権を他店に売却したき由相談に来りしより、已むことを得ず春陽堂に改刻の交渉をなせしなり。
断腸亭日記巻之五大正十年歳次辛酉 断腸亭日乗 青空文庫
おい、ジェリー坊、お前著物を著てな、おれが靴を磨いてる間、時々おっ母に気をつけてろよ。
上巻 二都物語 青空文庫
この句集の内容は、その同じ作者が、前著の態度を改めようとしつつ成したもので、それに対して俳壇は「三鬼は疲れてゐる」と評した。
今日 今日 青空文庫
……私ども支那語日本語に通ぜざる者には、貴下の前著『和漢数学発達史』が今でも唯一の信頼すべき憑拠に有之候。
三上義夫 数学史の研究に就きて 青空文庫
作例 · 標準
詳細については、私の前著をご参照ください。
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この理論は、前著で発表された概念に基づいている。
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彼は前著の続編として、新たな小説を執筆中だ。
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