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星下

ほしした
名詞
1
標準
文例 · 用例
花火そのものは第二段として、あの安っぽい絵具で赤や紫や黄や青や、さまざまの縞模様を持った花火の束、中山寺の星下り、花合戦、枯れすすき。
梶井基次郎 檸檬 青空文庫
花火そのものは第二段として、あの安つぽい繪具で赤や紫や黄や青や、樣ざまの縞模樣を持つた花火の束、中山寺の星下り、花合戰、枯れすすき。
梶井基次郎 檸檬 青空文庫
ふと思ふ、かかる夕日に白銀の絹衣ゆるがせ、いまあてに花|摘みながらかく愁ひ、かくや聴くらむ、紅の南極星下われを思ふ人のひとりも。
北原白秋 邪宗門 青空文庫
三 小岩不動の星下松佇立して、葛飾の平田を見渡し、三里の外、凌雲閣や、數百の煙突に代表せられたる東京を望む。
大町桂月 川魚料理 青空文庫
石棺の露出せる處に、里見廣次の墓と題する石塔を訪ひ、總寧寺の境内を過ぎ、右に兵營、左に練兵場を見て、國府臺を下り、市川の村はづれより市川橋を渡り、小岩驛より汽車に乘りて歸ることとしけるが、日なほ高ければ、小利根川の右岸を下ること凡そ十町、善養寺一名小岩不動に立寄りて、星下松を仰ぎ、影向松を撫す。
大町桂月 川魚料理 青空文庫
『抑※星下松といふ由來は、今より二百四五十年前、星此の松の梢に下り、光ること連夜、終に落ちて石となれるに基づく。
大町桂月 川魚料理 青空文庫
小岩不動には、星下り松、四抱へもありて、高く立ち、影向松、十間四方にひろがる。
大町桂月 東京の近郊 青空文庫
晴波涼月汽声閑、船向南辰星下攀、暁入玻窓何処影、摩尼拉海呂宋山。
井上円了 南半球五万哩 青空文庫