遊日
ゆうにち
名詞
標準
文例 · 用例
享和三年九月三日に、市河米庵が吉原に宿つたとき、去害が三島から送つて来てゐたことが西遊日記に見えてゐる。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
外遊時代に書いた「支那街の記」「西遊日誌抄」などをみると、荷風はしきりにボードレェルなどをひいて自傷の状をかなでているのであるが、荷風の本質は決して徹底したデカダンでないし、きっすいの意味でのロマンティストでもないことが感じられる。
— ――鴎外・漱石・荷風の婦人観にふれて―― 『歴史の落穂』 青空文庫
この本州における最後の解放の行われた文化三年から、五十余年を経た嘉永五年に、有名なる吉田松陰がその地を視察しまして、その感想を東北遊日記にこう書いてあります。
— 喜田貞吉 『本州における蝦夷の末路』 青空文庫