車引き
くるまひき
名詞
標準
rickshaw puller
文例 · 用例
かくするうちにも、山王権現のおみこしは、総江戸八十八カ町の山車引き物、屋台を従えながら、しずしずと、いや初かつおのごとく威勢よく竹橋ご門外に向かって、お矢倉さきにさしかかってまいりました。
— 笛の秘密 『右門捕物帖』 青空文庫
すると、これらの山車引き物の中で、四谷伝馬町の牛若と弁慶がちょうど将軍家ご座所前にさしかかったときでありました。
— 笛の秘密 『右門捕物帖』 青空文庫
だが、古いこの木造の家に幾世帯も住んでるのは工場へ出ている労働者より、馬車引きや、信吉んとこの親爺のように許可露天商人みたいな稼業のものが多い。
— 宮本百合子 『ズラかった信吉』 青空文庫
ところの若い衆の祭文と言へば、きまつて「照手車引き近江八景」の段がかたられたものである。
— 折口信夫 『餓鬼阿弥蘇生譚』 青空文庫
此続きがすぐに、照手姫車引きになるのである。
— 折口信夫 『餓鬼阿弥蘇生譚』 青空文庫
どうしてもいけない奴は、荷馬車引きに使われます。
— GULLIVER'S TRAVELS 『ガリバー旅行記』 青空文庫
男は、車引きの耳に口をつけて、なんでも道のわからないところへ連れていってくれるようにたのんだ。
— 小川未明 『つばめと乞食の子』 青空文庫
車引きも男もぼんやりと立ち止まってともに見とれているひまに、乞食の子は車を飛びおりて、村へ帰ってしまった。
— 小川未明 『つばめと乞食の子』 青空文庫
作例 · 標準
昔の京都の街では、車引きの姿がよく見られたという。
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汗を流して坂道を上る車引きの姿に、当時の人々の生活が偲ばれる。
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観光客向けに、人力車を引く車引きの体験ができる場所もある。
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