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重め

おもめ
形容動詞名詞
1
標準
slightly heavy
文例 · 用例
雲母のような波を刻んでいる東京湾、いろいろな旗を翻した蒸汽船、往来を歩いて行く西洋の男女の姿、それから洋館の空に枝をのばしている、広重めいた松の立木――そこには取材と手法とに共通した、一種の和洋|折衷が、明治初期の芸術に特有な、美しい調和を示していた。
芥川龍之介 開化の良人 青空文庫
「八重めが途中で正気に返ったら、猿轡など噛ませて声立てさせるな。
国枝史郎 仇討姉妹笠 青空文庫
するとどうじゃ、八重めの文字が、隠語の文字と同じではないか。
国枝史郎 仇討姉妹笠 青空文庫
そこで八重めを窮命したところ、盗人に相違ござりませぬと、素直に白状いたしおったわ」「嘘だ!
国枝史郎 仇討姉妹笠 青空文庫
「深い事情はござりまするが、お館の数々の器類を、盗み出しましたはこの妾、この八重めにござります!
国枝史郎 仇討姉妹笠 青空文庫
……八重めはお館の命により、明朝打ち首に致すはずじゃ。
国枝史郎 仇討姉妹笠 青空文庫
林町のときはお客で気がおもめにならず、のんびりして、これから不忍の池へでも行こうというところですからそれはちがいます。
一九三九年(昭和十四年) 獄中への手紙 青空文庫
作例 · 標準
例句