単帯
ひとえおび
名詞
標準
unlined sash
文例 · 用例
眼立たないが、贅沢至極な好みの衣裳で、気持のよさそうな博多の単帯で、胴のあたりを風情ゆたかにしめあげていた。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
私がこないだ虚子先生にお目にかかりに別府迄行つてきて、汗の単帯をときすてるとすぐ見に行つたら、ほんの二日の間に見違へるほど快よくまつ青く太つてゐた。
— 杉田久女 『瓢作り』 青空文庫
派手な模様の白地の振り袖、赤地の友禅の単帯、身長が高く肉附きがよく、それでいて形の整った体へ、垢抜けた様子にまとっている。
— 国枝史郎 『十二神貝十郎手柄話』 青空文庫
十月二日 月曜 雨の夜、これだから傘が二本いるね十月三日 火曜 午後哲学の話 男ものの単帯、角帯は似合う 夕飯急にたか子たち来て、九時に立つ、べん当もつくれず。
— 一九五〇年(昭和二十五年) 『日記』 青空文庫
そして、それを紛らすために衣裳鞄からポーラルの単衣と単帯とを出して着替えたり、脱いだ衣裳を衣紋掛けに掛けたりしていると、「その着物、蛍狩に着て行かへんのん」と、悦子が不審そうに聞いたが、「ちょっと汗ばんでるよってに、こないしとくねん」と、云いながらそれを衣桁に吊るした。
— 下巻 『細雪』 青空文庫
作例 · 標準
公園の入り口にある一重桜(ひとえざくら)が満開になり、多くの人が写真撮影を楽しんでいた。
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ソメイヨシノとは違い、一重桜(ひとえざくら)は花びらがシンプルで、清楚な美しさがある。
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故郷の川沿いには、古くからの一重桜(ひとえざくら)が何本も植えられており、春の風物詩となっている。
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