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残り少ない

のこりすくない
形容詞頻度ランク #39082 · 青空 0
1
標準
having little left
文例 · 用例
自分の常着も一枚、お里は、ひそかにそう思っていたが、残り少ない金を見てがっかりした。
黒島傳治 窃む女 青空文庫
そして著者とともに貴重な残り少ない生の一日一日を迎えるのである。
寺田寅彦 備忘録 青空文庫
先の短い年でありながら、残り少ない月日を、一日一日ああした土の牢で暮さねばならぬ彼らに、譲吉は心から同情した。
菊池寛 出世 青空文庫
煙草がなくなつた、炭もなくならうとしてゐる、石油も乏しくなつた、米も残り少ない、醤油も塩も。
種田山頭火 其中日記 青空文庫
最う煖炉を焚かずには居られぬ、丈夫な余さえも此の通りだから彼の白痴は猶更耐え難いだろうと思い、再び煖炉を焚き附けて次の室へ行き、残り少ない燐燧を奢って見廻すと白痴は居ぬ、扨は何所か出て行く所があるだろうかと二本目の燐燧を擦った。
黒岩涙香 幽霊塔 青空文庫
「人夫どもに聞けば、用意の糧食も残り少ないとか」「それというのも、貴様がよい加減なことを申し、安うけあいをしたためだ」 玉目三郎はそう云った。
本庄陸男 石狩川 青空文庫
口を利けば、残り少ない元気が消えてしまうのを怖れた。
本庄陸男 石狩川 青空文庫
しかし、現在のままで生活することは残り少ない貯金を更に短い間に消費してしまうことでしかなかった。
地に潜むもの 地上 青空文庫
残り少ない(のこりすくない) — 幻辞.com