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こけつ転びつ

こけつまろびつ
表現副詞
1
標準
(hurrying along) falling and stumbling
文例 · 用例
こけつ転びつ彼等が上野の山蔭に逃げて行くに任せて、さて十五人の刃は一つの乗物に向う。
甲源一刀流の巻 大菩薩峠 青空文庫
水主も楫取もその高波の下を潜って、こけつ転びつ、船の上をかけめぐっていたのが、この時分には、もう疲れきって、帆綱にとりついたり、荷の蔭に突伏したりして、働く気力がなくなっていました。
安房の国の巻 大菩薩峠 青空文庫
その高い通路の上を今、こけつ転びつ、小山の陰になって、見えつ隠れつ、全身|生不動のように紅蓮の焔を上げた三人の男女が、追いつ逐われつ狂気のようになって、走り狂っているのであった。
橘外男 生不動 青空文庫
とばかりに、一同こけつ転びつ甲板へ飛び出して見た。
橘外男 ウニデス潮流の彼方 青空文庫
」 乱戦のあとを思い出してみれば、小屋が黒煙を吐いたとき、中にいた渡船の老爺だの、土民らしい者が何人か、こけつ転びつ逃げて行った。
吉川英治 平の将門 青空文庫
こけつ転びつ――声を揚げて追いついてきた角兵衛獅子のお三輪と乙吉。
江戸の巻 鳴門秘帖 青空文庫
しかし私の仲間の者は、一人も私が負傷した事に気づかないらしく、皆銃を提げて、草の中をこけつまろびつしながら向うのまん丸い森の方へ逃げて行くのでした。
夢野久作 死後の恋 青空文庫
四分なんて、スキップしながら階段を二段降りするようなもので、全員がこけつまろびつになってしまう。
第1章 ローラーコースター、1966年 45回転の夏 青空文庫
作例 · 標準
泥棒は警察の姿を見るなり、こけつ転びつ裏路地へと逃げ込んでいった。
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集合時間に遅れそうだったので、こけつ転びつ駅まで全力で走った。
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幼い弟が、母親の姿を追ってこけつ転びつ駆け寄る姿は微笑ましい。
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こけつ転びつ(こけつまろびつ) — 幻辞.com