地取り
じどり
名詞
標準
laying out (e.g. ground plan, garden)
文例 · 用例
私達は「陣地取り」で勝つと、屹度この「勝った勝った九連城」と怒鳴って、手を叩いて踊ったものであった。
— 徳永直 『戦争雑記』 青空文庫
のみならず、山邸の地取り自体がすこぶる間のぬけたものであった。
— 久生十蘭 『うすゆき抄』 青空文庫
六月はじめのある日、この原にオランダ人献上の大臼砲を据えようというので、御鉄砲御用衆といわれる躑躅の間|詰のお歴々が、朝がけから、露もしとどな夏草を踏みしだき、間竿を持った組下を追いまわして、射場の地取りをしていた。
— 久生十蘭 『ひどい煙』 青空文庫
地取りが終ると、磨組の同心は大工どもを急がせて、試射の標的になる小屋の建前にかかった。
— 久生十蘭 『ひどい煙』 青空文庫
朝あけから、床几に縛りつけて、射場の地取りを見せておいたが、貴様には、この謎がとけなかったそうな」「とても、そこまでのことは……しかしながら、玉の出ぬ大筒は射てぬはず。
— 久生十蘭 『ひどい煙』 青空文庫
最近山口弥一郎君等の手によって調査せられた北上川右岸の農村地帯、あるいはそれよりも大分以前に、自分等が一瞥している関東東部の近世初期の開発地などには、以前の垣内制を憶わしめるような屋敷地取りの方式がなお折々は見出される。
— 柳田國男 『垣内の話』 青空文庫
この街は一六三六年、創設者たちが川縁に地取りしたことに始まる。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『チャールズ・デクスター・ウォードの事件』 青空文庫
横浜では地面が四角形をいくつもならべたような具合に地取りしてある。
— 日本その日その日 『日本その日その日』 青空文庫
作例 · 標準
庭師は、新しい日本庭園の地取りを慎重に進めていた。
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建築家は、建物の配置を決めるために、まず敷地の地取りを行った。
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この広大な土地の地取りを考えるだけで、気が遠くなるような作業だと感じた。
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標準
taking space
作例 · 標準
将棋の対局では、序盤の地取りがその後の展開を大きく左右する。
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囲碁では、隅から着実に地取りを進めるのが定石とされている。
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相手に有利な地取りをさせないよう、積極的に攻めていくべきだ。
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標準
training done in one's own stable
作例 · 標準
その力士は、部屋での地取り稽古を欠かさず、着実に実力をつけていった。
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師匠は若手力士に対し、地取り稽古の重要性を繰り返し説いた。
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巡業に出る前に、基本となる地取りを徹底的に行うことになった。
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標準
(police) legwork
作例 · 標準
刑事は、事件解決のために地取りを重ね、ようやく有力な情報を掴んだ。
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犯人の足取りを追うため、管轄区域内で地取り捜査が行われた。
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「今回の事件は、地取りが鍵になるだろう。聞き込みを徹底しろ!」と部長が言った。
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