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かき回す

かきまわす
動詞-五段-サ行動詞-他動詞
1
標準
to stir
文例 · 用例
煮る団茶、かき回す粉茶、淹す葉茶はそれぞれ、唐、宋、明の気分を明らかに示している。
茶の本 茶の本 青空文庫
カチっと鋭い音を立てて蓋が閉まると、落とし戸の向こう、頭上の尖塔の永劫の暗黒から、かき回すような柔らかい音が聞こえたようだった。
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 闇をさまようもの 青空文庫
その一つ一つの物音に、返答するような一種の音が頭上からやってきたのだ――なんとなくかき回すような感じで、木と木をこすりつけるような音が混じっていた。
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 闇をさまようもの 青空文庫
というのも、真の芸術家だけが戦慄というものの本当の解剖学や恐怖の生理学――正確にどんな線どんな比率が、潜み棲む本能や遺伝性の記憶と結びついていくのか、またいつもは眠っている不思議さを感じ取る感覚をかき回すのにふさわしい色彩のコントラストや照明効果がどんなものか――を知っているからね。
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft ピックマンのモデル 青空文庫
朝、家鴨の子のように、盥の中をかき回す時のためにも、音楽をもっていた。
JEAN CHRISTOPHE ジャン・クリストフ 青空文庫
パリーの芝居の頭立った人々は、汚辱と感情とをこね合わせること、美徳に悪徳の匂いを与えること、悪徳に美徳の匂いを与えること、年齢や性や家族や愛情の諸関係をかき回すこと、などに秀でていた。
JEAN-CHRISTOPHE ジャン・クリストフ 青空文庫
すなわち何物をも信じない不安定な性質と、何物にも耳を傾けずにただ人生をかき回す理屈癖の理性と。
JEAN-CHRISTOPHE ジャン・クリストフ 青空文庫
人間業の過去をくだらなく引つかき回すのは、人間自身の冒とくでもある。
吉川英治 折々の記 青空文庫
作例 · 標準
このポタージュスープは、火にかけている間、底が焦げ付かないように絶えずかき回してください。
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朝食のシリアルに牛乳を注ぎ、スプーンで軽くかき回すのが僕の日課だ。
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熱いお湯にインスタントコーヒーを溶かすとき、ダマにならないようによくかき回すのがコツだよ。
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2
標準
to rummage around
作例 · 標準
部屋が散らかっていて、どこに置いたか思い出せない鍵を探して、引き出しの中をかき回した
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旅行の準備で、スーツケースの中身を全部出して、必要なものを探してかき回した
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「どこ行ったんだっけ?」と独り言を言いながら、カバンの中をかき回していたら、スマホが底から出てきた。
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3
標準
to throw into confusion
作例 · 標準
彼の不用意な一言が、会議の雰囲気を一気に かき回してしまった。
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デモ隊の乱入で、平和な祝祭の場はあっという間に かき回された。
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その噂話が広まったせいで、クラスの人間関係が かき回されてしまったよ。
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かき回す(かきまわす) — 幻辞.com