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荅蘭

荅蘭
名詞
1
標準
文例 · 用例
札木合  札荅蘭族藩公         三十歳合爾合姫 札木合の室          二十歳台察児  札木合の弟          二十八歳札荅蘭族の参謀、合爾合姫の侍女、伝令、支那(金の国)の交易商、その従者、花剌子模国の回々教伝道師、札荅蘭城下の避難民男女、その他城兵多勢。
――市川猿之助氏のために―― 若き日の成吉思汗 青空文庫
納忽の断崖と称する要害の地に築かれたる札荅蘭族の山寨。
――市川猿之助氏のために―― 若き日の成吉思汗 青空文庫
堡塁の傍らに、旗竿を立て、黄色の地に、白の半月と赤い星を抱き合わせに染め抜いた、札荅蘭族の旗が掲げてある。
――市川猿之助氏のために―― 若き日の成吉思汗 青空文庫
従者 (主人を助け歩かせて、こわごわ下手の堡塁のほうへ近づき)思いがけなく和林の成吉思汗様が、あの、(と、はるかなる抗愛山脈を指さし)山の向うの乃蛮国をお攻めになることになって、その進路に当るこの札荅蘭域を併せ従えようと、いや、えらい戦争になりましたもので。
――市川猿之助氏のために―― 若き日の成吉思汗 青空文庫
成吉思汗さまが、乃蛮征伐の途中、この札荅蘭城を攻めて、札荅蘭の札木合様が此城へ籠城してから、もうこれで、一と月あまりだ。
――市川猿之助氏のために―― 若き日の成吉思汗 青空文庫
商人 なにしろ、食糧の用意もないこの狭い城へ、部落中の札荅蘭人が一度にどっと逃げ込んで、ひと月あまりも立て籠っているのですからなあ――ああ、早く故郷の中都へ帰って、腹一ぱい粟の粥が食いたい。
――市川猿之助氏のために―― 若き日の成吉思汗 青空文庫
乃蛮を攻める血祭りに、わが札荅蘭城を屠ろうとしても、札荅蘭に藩主|札木合、その弟、この台察児のあるかぎりは、めったにこの城を渡しはしないぞ。
――市川猿之助氏のために―― 若き日の成吉思汗 青空文庫
(頭上の種族旗を振り仰いで)この名誉ある札荅蘭族の旗に対しても、誰が、誰が成吉思汗などに降参するものか。
――市川猿之助氏のために―― 若き日の成吉思汗 青空文庫