飯椀
めしわん
名詞
標準
bowl used for serving rice
文例 · 用例
」ばあさんは、三度の食事毎に夫婦が食っている麦飯を、猫の飯椀に盛り上げてやった。
— 黒島伝治 『「紋」』 青空文庫
昔の食事は、汁椀などはなく、大きな鉢に盛った汁を各自の飯椀にかけるのだった。
— 菊池寛 『小田原陣』 青空文庫
自分のときめた飯椀と汁椀とは、かならず番ごと自分で洗って飯を食べる。
— 伊藤左千夫 『箸』 青空文庫
が、象牙の箸を飯椀の中に止めたまゝ、じっと聴いていた瑠璃子は、眉一つさえ動かさなかった。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
が、象牙の箸を飯椀の中に止めたまゝ、ぢつと聴いてゐた瑠璃子は、眉一つさへ動かさなかつた。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
次郎は、たべかけた飯椀を急に下に置き、箸を持った手を膝にのせ、何か思案していたが、「僕、今日はお父さんに済まないことをしちまったんです。
— 第三部 『次郎物語』 青空文庫
飯櫃の蓋は、飯椀を給仕する時、よくお盆として使われる。
— 日本その日その日 『日本その日その日』 青空文庫
図166は子供を背負った婦人を示しているが、子供は手に漆塗りの飯椀を持って、自分の所に御飯の来る番を待っている。
— 日本その日その日 『日本その日その日』 青空文庫
作例 · 標準
新生活のために、漆塗りの光沢が美しい「飯椀」を一対購入した。
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祖父が愛用していた「飯椀」は、長年の使用で手に馴染む形になっている。
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丁寧に盛り付けられた炊き込みご飯が、朱色の「飯椀」によく映える。
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