申命
しんめい
名詞
標準
文例 · 用例
きょうは、寺内師は、旧約の申命記を中心にして講義した。
— 太宰治 『正義と微笑』 青空文庫
きょうは、申命記を中心にして、モーゼの苦心を語ってくれたが、僕はその中でも、モーゼが民衆のたべ物の事にまで世話を焼いているのを興味深く感じた。
— 太宰治 『正義と微笑』 青空文庫
人々所得の十分一を獻じ、これを貧者の用に供する例あり、モーゼの律法にもとづく(申命、一四・二八以下參照)、これを什一といふ以上は皆當時の僧侶の貪り求めし物なれば特に記して彼等の非を擧げしなり九四―九六〔二十四本の草木〕二個の輪を作りてダンテとベアトリーチェとを圍める二十四の靈〔種〕信仰。
— LA DIVINA COMMEDIA 『神曲』 青空文庫
神恩を忘れ恒心なく神及び導者に背けるため屡※神怒りに觸れしこと聖書に見ゆ(申命、三二・一八等)〔マンナ〕アラビアの曠野にて食へる(出エジプト、一六・一三以下)〔導者〕モーゼ一三三―一三五〔アンナ〕聖母マリアの母堂アンナ。
— LA DIVINA COMMEDIA 『神曲』 青空文庫
近代の学者の研究によれば、モーセの五書はヤーヴェ典(J)、エロヒム典(E)、申命記典(D)、祭司典(P)という、数種の資料から成っており、それらが現在の形に編集されたのはモーセの時代よりも遙かに後代に属する。
— 矢内原忠雄 『キリスト教入門』 青空文庫
この中、エホバ典は紀元前八世紀に編集されたもの、エロヒム典は紀元前八世紀の終わりから七世紀にかけて編集されたものであり、申命記典は紀元前六二〇年ごろ、エレミヤの時代に作られたものらしい。
— 矢内原忠雄 『キリスト教入門』 青空文庫
ヤーヴェ典(エホバ典)によると、イスラエル民族の先祖はメソポタミヤにいたころからすでにエホバという名で神を呼んでいたことになっているが、エロヒム典、申命記典及び祭司典によれば、エホバという名をイスラエル民族が知るに至ったのは、ずっと後のことであり、古代には神の名をエロヒムと呼んでいた。
— 矢内原忠雄 『キリスト教入門』 青空文庫
「律法」は創世記から申命記までであって、通常「モーセの五書」と呼ばれるものである。
— 矢内原忠雄 『キリスト教入門』 青空文庫