彫刻界
ちょうこくかい
名詞
標準
sculpture circles
文例 · 用例
ハーキユレーズの立像は彫刻界の白眉と称へられながらも、惜むらくはその頭部を欠き居り候ことかへすがへすも残念の儀と存ぜられ候はずや。
— 牧野信一 『手紙』 青空文庫
ところが、今も申す通り、丈五尺の唐子で一対という注文、今日ではなんでもないが、その当時、徳川末期のドン底の、すべて作品が小さくなっている時代の彫刻界では、丈五尺というと、まずなかなかの大物であって、師匠の店においても、店初まって以来の大作であった。
— 店初まっての大作をしたはなし 『幕末維新懐古談』 青空文庫
その彫刻界に一つの刺撃が与えられそれが導火線となってこの会が起ったのであります。
— 彫工会の成り立ちについて 『幕末維新懐古談』 青空文庫
私は、仕事の方でも畠違い、最初から関係もないことで、大してお役にも立つまいが、彫刻界の発達向上のためのこととあればお仲間へ這入ろうと承諾をしたのでありました。
— 彫工会の成り立ちについて 『幕末維新懐古談』 青空文庫
けれど、私の考えとしては、彫刻界の発達進歩の事に骨を折る会合であると思ってこの会に仲間入りしているのでありますからして、彫刻という大きい意味の世界のことについての利害得失に関しては、充分に自己の考えをも申し述べるつもりで、真面目に審議の是非について考えていた所でありました。
— 会の名のことなど 『幕末維新懐古談』 青空文庫
こういう風に東京彫工会の成立が予期以上に盛大でありましたので、形勢全く一変し、東京の彫刻界を風靡するという有様で、会員は渦を巻いて集まって来て、三百人以上と称されました。
— 発会当時およびその後のことなど 『幕末維新懐古談』 青空文庫
ほんの半月以内の短日月でこう手早く揃うのは、分業の便利であって、繁昌すればするほど、それが激しくなり、そうしてその余弊は仏師の堕落となり、彫刻界の衰退となりました。
— 「木寄せ」その他のはなし 『幕末維新懐古談』 青空文庫
彫刻界や美術界の受賞の掛引きなど、なかなか弟子達の間にあって、金賞、銀賞の振合がどうだとか、此度はこれで我慢しておけとか、そしてこの次には何を出そうが金賞になることが前から決っているというような、そんな話が交されたことも屡々である。
— 高村光太郎 『回想録』 青空文庫
作例 · 標準
その新しい展示は、彫刻界に波紋を広げています。
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彼は、現代彫刻界の注目の新人です。
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年次美術展は、彫刻界にとって主要なイベントです。
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