長者番付
ちょうじゃばんづけ
名詞
標準
list of the richest people
文例 · 用例
二 駒形の材木問屋で、当時江戸長者番付の前頭から二三枚目に据えられた布袋屋万三郎、馴染の芸妓奴と、町内の踊りの師匠お才をつれて、その晩駒形から涼み船を出しました。
— 呪いの銀簪 『銭形平次捕物控』 青空文庫
もっとも、長者番付の三役所で、金に不自由のないせいもあったでしょう。
— 江戸阿呆宮 『銭形平次捕物控』 青空文庫
三河在から、万歳の太夫で江戸へ来たというのは、世間の悪口にしても、ともかくも、ここへ根をおろしてざっと三十年、今では万両分限の一人として、江戸の長者番付の前頭何番目かに据えられる嘉兵衛ですが、慈悲善根の心がけが篤く、町内で評判の良いことは、平次も悉く知っております。
— 十七の娘 『銭形平次捕物控』 青空文庫
――変な噂を聴いたようにも思うが――」 平次の強靱な記憶力は、日本橋本銀町の浅田屋――江戸長者番付の小結どころに坐る大店の騒動を忘れているはずもなかったのです。
— 白紙の恐怖 『銭形平次捕物控』 青空文庫
」「勘弁などは思いも寄らねえ、――なア、相模屋さん、あっしはケチな植木屋、お前さんは江戸の長者番付にも載るほどの分限者だ。
— 死の矢文 『銭形平次捕物控』 青空文庫
長者番付の三十位までにはいるほどの資産家だった。
— 江戸川乱歩 『影男』 青空文庫
日本橋本町二丁目の唐物商で、長者番付にも載るほどの富豪だという、主人の喜左衛門は茶人としても名高く、歌、俳諧なども堪能だという評判だった。
— 山本周五郎 『落葉の隣り』 青空文庫
作例 · 標準
ビジネス雑誌が毎年、長者番付を発表する。
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