野太刀
のだち
名詞
標準
extra-long sword
文例 · 用例
併し朝倉勢に、裏切り組というのがあり、百人位の壮士を選び、各人四尺五寸、柄長く造らせたる野太刀を持ち、戦いの最中、森陰から現われて、不意に、家康の旗本へ切りかかった。
— 菊池寛 『姉川合戦』 青空文庫
他の一人は年の頃廿六七、前なる人の從者と覺しく、日に燒け色黒みたれども、眉秀いで眼涼しき優男、少し色剥げたる厚塗の立烏帽子に卯の花色の布衣を着け、黒塗の野太刀を佩きたり。
— 高山樗牛 『瀧口入道』 青空文庫
野太刀も、其姿をうつしたものと思はれる。
— 折口信夫 『春日若宮御祭の研究』 青空文庫
野太刀を横たえ弓矢を持ち、脛当てを着けているだけで、部落の人達と大差がない。
— 国枝史郎 『任侠二刀流』 青空文庫
」 ギラギラと野太刀を引き抜いた。
— 国枝史郎 『任侠二刀流』 青空文庫
はじめて抜き合わせた伊集院、右手の野太刀を払い上げ、左手の山窩を睨み付けた。
— 国枝史郎 『任侠二刀流』 青空文庫
手に手に野太刀を持っている。
— 国枝史郎 『任侠二刀流』 青空文庫
「ガッ」という悲鳴、そのとたんに、飛び込んで来たもう一人の山窩、野太刀を揮うを払い上げ、片膝敷くと掬い切り、五枚目の肋を三日月に、内臓深く切り込んだ。
— 国枝史郎 『任侠二刀流』 青空文庫
作例 · 標準
武士が背負う野太刀は、その長さゆえに敵を威圧する効果があった。
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彼は腰に野太刀を佩き、凛とした姿で立っていた。
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祭りの行列では、古い野太刀を模した飾り物が目を引いた。
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