腹鼓
はらつづみ
名詞
標準
drumming on one's belly
文例 · 用例
気象に関係のありそうなのでは「たぬきの腹鼓」がある。
— 寺田寅彦 『化け物の進化』 青空文庫
」 狸がやっきとなって腹鼓を叩いて狐を責めました。
— 宮沢賢治 『月夜のけだもの』 青空文庫
※出る化ものの数々は、一ツ目、見越、河太郎、獺に、海坊主、天守におさかべ、化猫は赤手拭、篠田に葛の葉、野干平、古狸の腹鼓、ポコポン、ポコポン、コリャ、ポンポコポン、笛に雨を呼び、酒買小僧、鉄漿着女の、けたけた笑、里の男は、のっぺらぼう。
— 泉鏡花 『夜叉ヶ池』 青空文庫
狸はあやふやに、モウと唸って、膝にのせた、腹鼓。
— 泉鏡花 『陽炎座』 青空文庫
だが、こいつあこちとら徒の、すなわち狸の腹鼓という甘術でね。
— 泉鏡花 『唄立山心中一曲』 青空文庫
二 小屋から巻き起つて来る唱歌は、狸よ、狸よ、お寺の庭は、今宵も隈なき月夜の萩の花ざかり、同勢集めて出ておいで、一杯機嫌のお月見で、和尚さんは大浮れ、浮れて浮れてぽんぽこぽん、お前も負けずに打てや打て、ぽんぽこぽんと腹鼓……。
— 牧野信一 『心象風景』 青空文庫
歌詞を私は、覚えなかつたのであるが、たしかそんな意味合ひのおどけた童謡で、ぽんぽこぽん……と、腹鼓の擬音を一節毎に合唱するのであつた。
— 牧野信一 『心象風景』 青空文庫
それも辺鄙な田舎なら、狐が化けようが狸が腹鼓を打とうがいっさいお構いなしだが、東海道の入口でそんな噂が立つのはおだやかでねえ。
— 妖狐伝 『半七捕物帳』 青空文庫
作例 · 標準
宴会の終わりに、お腹いっぱいの男たちが腹鼓を打って笑い合った。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
漫画のキャラクターが満腹になって腹鼓を叩くシーンが印象的だった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
あまりにも美味しすぎて、思わず腹鼓を打ちたくなった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
ウィキペディア
腹鼓(はらつづみ)とは、腹いっぱいに食べて満足した人が腹を鼓のようにして打つ有様のこと。腹太鼓(はらだいこ)とも。
出典: 腹鼓 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0