唐文字
からもじ
名詞
標準
Chinese characters
文例 · 用例
第九行「形假名唐文字以テ寫シ寶卷」は形假名唐文字を以て寫す寶卷の意であらう。
— 狩野亨吉 『天津教古文書の批判』 青空文庫
出來上つたものは棟梁皇祖皇太神宮の神代文字卷を形假名及び唐文字を以て寫す寶卷、皇祖皇太神宮大祕藏の卷、萬國の棟梁天皇寶の卷の三種で、之を今上天皇に上げ奉ると云ふのである。
— 狩野亨吉 『天津教古文書の批判』 青空文庫
形假名の下にある「唐文字」の唐は不治の癌である。
— 狩野亨吉 『天津教古文書の批判』 青空文庫
上述の理由に由り、大日本天皇太古代上々代神代文字之卷は近年の僞作にして、しかも此種類の神代文字の文書は所謂形假名唐文字の第五文書の種類の後に成れるものと判斷する。
— 狩野亨吉 『天津教古文書の批判』 青空文庫
刀禰川は刀寧川に作るは唐文字によるなるべし利根郡富士山の西に出づ、始はわづかに此辺の列岳雫流落て、吾妻・利根の堺目をくだり、小川・月夜野に至て、又藤原谷の澗水をまじへ、云々。
— 木暮理太郎 『利根川水源地の山々』 青空文庫
「糀街」と唐文字を刺繍した唐幡と青龍幡を先にたて、胡弓、蛇皮線、杖鼓、磬、チャルメラ、鉄鼓と、無闇に吹きたて叩きたて、耳も劈けるような異様な音でけたたましく囃してゆく。
— 山王祭の大象 『平賀源内捕物帳』 青空文庫
「あやかしの鼓」の由来を書いていい時機が来たから……「あやかし」という名前はこの鼓の胴が世の常の桜や躑躅と異って「綾になった木目を持つ赤樫」で出来ているところからもじったものらしい。
— 夢野久作 『あやかしの鼓』 青空文庫
私は机を並べて仕事をしてゐた人達からもじろじろといやに顔を見られたばかりでなく、ある人からはそれがために絶交状に近い手紙をさへつきつけられた。
— 田山録弥 『『蒲団』を書いた頃』 青空文庫
作例 · 標準
先生は、流麗な唐文字を墨で書かれた。
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古文書には、当時の唐文字がそのまま残っている。
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このデザインには、唐文字の力強さが活かされている。
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