どじょう汁
どじょうじる異読 ドジョウじる
名詞多音語
標準
loach soup
文例 · 用例
「お嬢さん、裏の路地を通ると徳永が、また註文しましたぜ、御飯つきでどじょう汁一人前。
— 岡本かの子 『家霊』 青空文庫
老人はちょっとみんなの気配いを窺ったが、心配そうな、狡そうな小声で「あの――註文の――御飯つきのどじょう汁はまだで――」 と首を屈めて訊いた。
— 岡本かの子 『家霊』 青空文庫
徳永老人はだんだん瘠せ枯れながら、毎晩必死とどじょう汁をせがみに来る。
— 岡本かの子 『家霊』 青空文庫
」と、くさしながら、どじょう汁の大旦那も、古道具やから、高価な偽物をつかませられる好いお顧客だった。
— 続旧聞日本橋・その二 『鉄くそぶとり』 青空文庫
七月十八日(土曜) いね公のところで どじょう汁 いろいろの話。
— 一九三六年(昭和十一年) 『日記』 青空文庫
沼津名物、伊賀越え道中双六の平作と、どじょう汁。
— 日光の巻 『丹下左膳』 青空文庫
村ではどじょう汁が秋の最上の味として夕食の卓にのぼった。
— 中島哀浪 『かき・みかん・かに』 青空文庫
寄場の食事は量こそ多いが麦めしで、正月の三日間は雑煮と塩鮭、五節句や鎮守稲荷の祭には赤飯、土用中にはどじょう汁、七夕にはそうめんなどという特例があるほか、ふだんがごく粗末なものなので、どんな僅かな馳走にも歓声をあげたくなるのだろう。
— 山本周五郎 『さぶ』 青空文庫
作例 · 標準
寒い冬の夜には、熱々のどじょう汁が体を温めてくれる。
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この地方の郷土料理であるどじょう汁は、栄養満点でおすすめだ。
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初めて食べたどじょう汁は、独特の風味があって美味しかった。
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