自余
じよ
名詞
標準
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文例 · 用例
小林多喜二の作品が従来のプロレタリア文学の作品に対してすぐれている点は、私の考えでは、彼がある事柄を描くにあたって、それを自余の全体との連関において把握しようと努力した点である。
— 平林初之輔 『昭和四年の文壇の概観』 青空文庫
散策、買物の後、南京路で精進料理を試み、自余の時間は、街上に船中に、ひたすら麻雀売りの撃退に専念す。
— 海のモザイク 『踊る地平線』 青空文庫
自余は手まねと表情。
— 踊る地平線 『踊る地平線』 青空文庫
自余のブルジョア的、小ブルジョア的、インテリゲンチャ的の一切は来るべき天国への資格を欠いている。
— 辻潤 『錯覚自我説』 青空文庫
そのゆへは、自余の行もはげみて、仏になるべかりける身が念仏をまうして、地獄におちてさふらはばこそ、すかされたてまつりてといふ後悔もさふらはめ、いづれの行もおよびがたき身なれば、とても地獄は一定すみかぞかし。
— 三木清 『親鸞』 青空文庫
犯人は外国生れの若いユダヤ人であるといわれていたが、もちろん自余のことはいっさい不明で、やはり捕まっていない。
— 牧逸馬 『女肉を料理する男』 青空文庫
従つて自余は古くから舟楫の便を日本海へ通じてゐるほかは春北風の潮風をこの奥地に迎へ、秋にこの閑郷の錦葉を日本海の波へ送るに過ぎない。
— 中村憲吉 『三次の鵜飼』 青空文庫
流鏑馬……自余如例也。
— 折口信夫 『春日若宮御祭の研究』 青空文庫
作例 · 標準
彼は自余のことに構わず、ひたすら自分の研究に没頭していた。
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その事故の悲惨さは言葉にできないほどで、自余のことは何も考えられなかった。
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彼女は自余の意見に耳を傾けることなく、自分の考えを押し通した。
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